真摯な人材
道場運営も順調 めおと道場の稽古は弓道は毎日だが、柔道は一日置き・合気道と空手は週2回くらいで、合気と空手の希望者が多い場合はサブ道場で、稽古ができる。 まさるが週に2日府中に行くので、高田師範代と有段の社会人にも都合をつけて貰い、子供たちの…
ファミリーの濃密な歓談 マイケルも最近は警察業務の専門的な分野を積極的に研修、逮捕術などはこの大学で一通り学んだが、書類・帳票の作成もベテラン警部と引けを取らない。 武道だけでなく、若い警官の指導も的確で分かり易く指導指導している。キャリア…
5月の5連休 5月の連休で「練習・お稽古」を希望するか聞いて見た。 アンケートの様に大げさでなく、道場の受付に置くメモ帳に書いて貰った。 男子は、折角の休みだから一日中でもやりたいという意見が多かった。一日中と言っても「めおと道場」は午前も午後…
名護姉弟の母親登場 中年の和服のご婦人が静かに座り、礼をしている。 和服姿を見たことが無い二人は、一瞬誰だろうと不審顔だったが「あっつお母さんだ~どうしたの~」と、マイケルの声が裏返る。 「マイケル御免、ここからは私に任せて私の妻 名護啓子で…
長官室長の大きな勘違い 西国の県警本部で課長職を務め、本庁の長官室長に据えられ勘違いした警部が分相応に振舞えば、問題にならないことが、偉ぶった手続きで大失態、各部局のトップも訓戒処分。 当人も降格で自主退職で、庁内も落ち着いた。 2か月くらい…
相変わらずの講道館通い 今日も地下鉄で後楽園駅に降りたマイケルは、長身を利して大股で追い越してゆく、気付いたY講師が後ろから声を掛ける。 「マイケル、何でそんなに急ぐんだよ~」と、傍によって並ぶ。「あれっY講師失礼しました、考えごとして居まし…
マイケル総合武道に関心 まさるが講師として上京しても、マイケルとじっくり話す時間も少なく、何か相談事があると手軽な「LINE」で会話する。 講道館で四段昇段審査で「巴投げ」を開始5秒くらいで決め、「形」都内の講習会に全部参加したので、審議委員の全…
暫定初段 審査会が終了して1時間くらいで審査の発表があった、まさるの名前が無かった。係の人が、佐藤教士を呼んでいた 「佐藤さん、柏木さんのご推薦でしたよね」と、聞いていた。 「柏木さんは初段は通過したのですが、飛び段の審議を中央に申請しますの…
マイケルの1戦目 審判が二人の眼を確認 「始めっ」の声を発した。マイケルがスッと詰め両前襟を手前に引き、相手が傾いた時には下に潜りほんの2秒位で右足に力を込めて蹴り上げていた。 一戦目に「捨て身」の「巴投げ」が来るとは予期せず一瞬で裏返しにな…
審査は講道館 毎日夕方の通勤のように通っている後楽園駅だが、今日は早朝なので緊張する。 周りにも受験生と思われる若い人が多く、無口で急ぎ足だ。 マイケルは、学生時代に3段の審査をパスしたが、申請書類は部の同僚先輩に教わりながらあまり苦労しない…
弓道の段級審査も近い まさるの弓は、だれが見ても合格と見るが、地方の審査で飛び級が有るのか興味津々だ。 本人は至ってのんきで、マイケルの昇段審査がすることが気になって、時々LINEで会話。 Y講師が、マイケルの柔道について(もっと積極的に攻めの姿…
春から講道館の塾生になったマイケルは、4か月目だ。 定時に退勤して、特修科は18時から19時230分の稽古だが、充分な時間で終わった頃には汗びっしょりで、若いマイケルでもふらっとする。 指導員のY講師もへとへとになるまで付き合って呉れる(^^♪ 土曜日…
まさるの朝練 二人は審査前の特訓中 まさるは夜は、弓道場半分だけ扉を開き外の灯が漏れないように工夫して弓を引く。ときどき。彩音さんも付き合い修正しながら、2時間ぐらいは射る。 道場が完成して約一年、彩音錬士5段の指導でぎくしゃくせず流れるような…
キンの玉子新たな門出 入庁から一年の公務員研修が終わり、再度大学の門を潜り学業とは異質な研修に入る。本庁に戻らず職員扱いで、寧ろ厳しい日常の新入社員扱いの日々が続く。 業務を習得することは、対人関係や社会生活の機微が重要な要素になることが多…
公務員の中期講習 武闘研修は息抜きと勘違いして居る その夜は、定宿のしているホテル入って翌日の教練に備える。 相良課長に言われた【他省庁の短期塾生が14~5名受け入れるので、甘くせずキッチリ絞ってくれ】と言う、指示を受けメニューを考える。 結…
マイケル5連休 結婚式関連のお礼のことも有り、まさるは水曜の出勤を半日早くマイケルと一緒に新幹線で、東京へ。 マサルも身長180センチあるが、マイケルはさらに2~3センチ高いが、金髪に近いマイケルが礼儀正しく受け答えしているので、周りの人は物珍…
穏やかな休日 新婚旅行帰りも 結婚式と披露宴が済み、翌日が月曜の祭日で午前中に宿泊先から戻った。新婚旅行は2キロほど離れた、鳴子温泉のホテル一泊がささやかな旅行だ。 いつも見慣れている温泉街で観光地だが、道場の運営が軌道に乗るまでは一泊以上の…
香織さんと名護姉弟もトレーニング スーザンも体を絞る 名護姉弟は、柏木家のみんなと夕食を摂り、一段落するとトレーニングルームに行く香織さんを追いかけて来た。 「こんな立派なマシーンが揃っていて、楽しそうだね」と、マイケルが興味を示す! 香織さ…
駅のホームは貸し切り状態 親戚・友人の信頼性 お招きしたお客さんは、豊・香織姉弟の地味な活動で所定の時間に古川駅に送った。 まさるの昔の同僚は、香織さんが誰なのか気にして居たが、世田谷のナルちゃんが「彼女は、私の従妹で今年卒業した柏木香織さん…
本当の手作りの結婚式 道場には、次長の奥さんがまさるの祖父や正一さん夫妻と寛いで居た。築館の佐々木俊太郎さんも、次長佐々木俊一さん夫妻を築館の実家に泊まるように、車で迎えに来て居た。 豊さんが、道場のワンボックスで温泉ホテルに迎えに来て、や…
真夏の極暑でダウン (まさるじゃなくて書いて居る著者が、同期会などでお疲れでした) 名護マイケルくんも、新規採用の研修生でサマーホリディ―が有る。 姉のスーザンが川渡の彩音道場で結婚式に招かれているので、1週間ほど休暇を取ることを聞き、結婚式は…
// 名護姉弟の評判 鈴木奈緒美さんに電話して、次長の所在を確認した。「鈴木さんが急用なの?」と、聞くので名護くんの事を相談したいと、言うと「やっぱり目を付けたわね」と、鋭い勘働きで指摘する。 朝夕は涼しくなりました~加護坊山の桔梗です(^^♪ 「…
// 一足目は武道場の経営 役所を辞めて、田舎の温泉町に移住し、長年鍛錬してきた柔道を続け近隣の若い人も稽古えきる様な道場を造った。結婚予定の女性は同じ役所の一年先輩で、弓道と合気道に精通しているので柔道場の中庭を挟んで向かい側に10人立ちの…