念願の挙式が迫る(^^♪-
真夏の極暑でダウン
(まさるじゃなくて書いて居る著者が、同期会などでお疲れでした)
名護マイケルくんも、新規採用の研修生でサマーホリディ―が有る。
姉のスーザンが川渡の彩音道場で結婚式に招かれているので、1週間ほど休暇を取ることを聞き、結婚式はおこがましい事で参列は希望しないが、まさる師範が奥さんと協力して造った道場の雰囲気を体験したかった。
姉のスーザンにLINEで相談すると
「それは無理でしょうね、」と、軽く往なされた。
「武道師範はいつでも良いですよって、言って呉れましたよ」と、抵抗する。
「だって、ご本人たちが道場でお式を挙げる準備なのに、道場を拝見しますって言われてもねぇ~」
「そうかなぁ~2~3日過ぎれば良いかな~」
「なんでこの時期に拘るの?少しずらして、お二人が時間に余裕のある時にすれば良いでしょう」
「2~3日じゃ、新婚旅行とかで居ないんじゃないの?そのことは詳しくは聞いて居ないけど」
「姉さんも、一週間お世話になるとか言って居たんじゃないの、邪魔じゃないの?」と、鋭い
「私は、式前に2~3日だけで後は観光をするので、帰りに在宅なら寄ってくる予定よ」
「じゃぁ、師範に直接聞いて見ても良いかなあ」と、LINEのトークを終わる。
新婚旅行は省略
スーザンが、弟の話が気になり彩音さんにLINEでトークしてみた。
彩音たちは、その日の夜だけ市内の鳴子温泉のホテルに一泊するだけで(ある程度安定操業になって内弟子に任せることが出来たころに、ユックリ旅行したい)との話だ。
今は、弓道に大学院の若い女性が3段になったので、内弟子に近い処遇で手伝って貰って居るが、柔道は祖父の友人が週1回くらい代行して貰うが、連続して頼める人がいないので、まさる師範が信頼できる師範代と言える人を探しているようだ。
東京へ一泊2日の稽古もあるので、兎に角来週の結婚式を無事済ませたいので、ハネムーンは市内の温泉一泊にしたようだ。
マイケルの希望を打診すると、彩音さんから即答で招待するとReトークが来た。
「大丈夫ですか?」と、聞くと
「いつもマイケルくんのことが話題になり、先輩たちと一緒に呼ぶ方法が無いかなぁ~と、昨夜も言って居たのよ」
「どうして、そんなに親しいお付き合いでもないでしょう?」と、聞くと
「わたしが、最初にリーチしたんだから、二人の共通のお友達なのよ!」と言う。
土曜の午後のチケットを送付したので、東京組は古川から川渡に寄り鳴子温泉に送り届けた。運転手はもちろん古川の柏木建設の豊さんだ。
マイケルは学生で警部補だが、残り10人は警部以上だが田舎の温泉に来たので結構はしゃいでいる。親戚と次長と警視正は時間差で到着し、寛いで居た。
その夜は、ホテルにはなし小さなホールを借り、軽く宴会をひらき佐々木さんと鈴木さんも参加、まさると彩音さんが接客する形で盛り上がる。
すかさず鈴木さんが
「今日も明日も、相手に声を掛ける場合階級は禁止、必ず名字または名前で呼ぶこと、間違っても階級で読んだ場合東京に帰ってから一回¥1.000づつ徴収します」
「えっ エッ」と、言う声が静かに漏れる。
スーザンとマイケルも、M&SSのメンバーが多いので、まさるが紹介し男性陣は評判のスーザンの存在が気になるらしく、落ち着かない。
スーザンも今春警視に昇格、地方の署長も務まる位置だが20代の顔で初々しい。
次長とまさるたちは、1時間ほど付き合い野村警視と鈴木警視正に任せて引き上げ、明日に備える。
マイケルは色白で、身長が185Cmくらいなので喋らなきゃ、外人さんだ。女子の警部たちも、チラチラとどのタイミングで話しかけるか伺って居る。