まさる先生のブログ

新たな武道の境地を目指します

連休の練習予定

 5月の5連休

5月の連休で「練習・お稽古」を希望するか聞いて見た。

アンケートの様に大げさでなく、道場の受付に置くメモ帳に書いて貰った。

 

男子は、折角の休みだから一日中でもやりたいという意見が多かった。一日中と言っても「めおと道場」は午前も午後も充分休憩を入れ、団らん時間の様な自由時間があるので、家にいるより楽しいようだ。


子供たちの希望を尊重し、まさるも府中の道場も休みだが、大学の寮生は敷地内なので、気軽に使えるようにマイケルに声を掛けると

 

「僕も一週間も休むのは嫌ですから、丁度いいですね」と、当番を引き受けて呉れた。

 

「本当は、川渡に行きたいのですが~府中は前後半で半分くらいでダメですかね?」と、上手い妥協案を出して来た。

 
「あぁ~そう言う手が有ったか、それも良い案だな、じゃ~来週行った時、相良さんと検討しようか」

「分かりました、そう決まれば新幹線のチケットを取らなくちゃぁ」と、嬉しそうだ。

 

 柔道と合気道を毎日午前と午後に半日指導と、半日自由時間にする方法を提示、午前に指導し、そのまま午後も道場の奥のホールに、予備の畳を敷いてサブ道場にする。

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父兄も手伝ってサブ道場を作ります(^^♪

 

ホールのサイドと廊下にトレーニング用治具をセットしているので、基礎体力の補強は自主的にやれる。古川の香織さんはここで密かに体力をつけ、合気道弓道にchallengeしている。

自由時間も、適当な人材をシフトし安全には配慮し、父兄にも承諾を得ている。

 大人も子供も賛成

企業や役所も休みなので、大人も参加するし大学の農場も当番で農場に来るので来ても良いですかと、結構な人数になりそうだ。

 

いつも手伝って貰っている高田さんにも声を掛けると、ここに来るのが楽しみで、毎日でも大丈夫です張り切っている。

 

「この一週間は、午前か午後か必ず柔道・合気道設定しますから、お時間の許す範囲でお願いします、お疲れの時は泊って頂き、露天風呂で身体をほぐしてください」と、高田師範代にも了承を得た。

子供には違う悩みがあった

 弓道の基礎訓練を遣っている6年の女子が

彩音先生、5月の連休は道場だけですか?」と、聞くので
「何かほかにやりたいことが有るのですか?」と、答えると

「前にお母さんから聞いたのですが【弓とか合気道のほかにお勉強も見て下さるようだよ】と言って居たのを思い出したんです、宿題なら何とかできますが中学に進んだ場合何んだか分らないのですが不安なんです」

「そうですね、私は大分昔に先生になるお免状を頂いているのですが、時代が進んでいるので現状の指導要領は勉強をし直すことになりますが、ここの道場には大学の若い人たちが来ているので、相談してみましょうかね」

「はい分かりました」と、頭を下げて礼をする。
「Kちゃんだったわね、今のお話ですがもう少し具体的に、不安な部分をメモ書きで良いですから具体的に書いて見せてくださいますか?」

「例えば授業の進め方とか、体育で学ぶ種類とか、或いは勉強以外の遊びとか、何でもいいですから思いついたことをメモにしてみてください」

 彩音さんは丁寧に対応

「同じ年代の人たちと、私とか大学生の皆さんと座談会みたいなことやった方が良いかもしれませんね」

「ここには、男子が二人柔道に通っているのですが、そんな話はしないですから~」と

「分かりました、良くお見えになる斉藤先生も教員資格を取ったようなので、相談して見ますね」と、約束する。

 

「先の事ですが、夏休みもこんな風に集中的にお稽古するのでしょうか?」と、聞く。

「そうですね、まだ決めて居ないのですが、同じでは無いかも知れないですが、練習時間などは長くなるでしょうね」

「弓の稽古の後で、お教室で本を読むことなどお借りできるのでしょうか?」
「あぁ~空いてるお部屋は使って構わないですが、先に言って置いて頂けばいつでも何時まででも大丈夫です、そのためにお爺様が造って呉れたんですか」と笑う。

 学習ではなく生活相談

「これは、家の事情ですが私と妹が同じ部屋なので、結構うるさく付きまとうんです、それじゃイケナイのは分っているのですが、本を読んでいてもゲームしようとか~」

 

「この道場は、練習生のために工夫して造っているので、利用できることはどんどん使って楽しんでください、Kちゃんは下鳴子だったっけ」

「はい、先日も暗くなってまさる先生に送って頂きました、父も母も喜んで居ました」

「そう~、困ったときは無理せず、お手伝いできることは協力しますから遠慮なくね」

「はいっ」と、さっきより元気になったような明るい返事だ。