まさる先生のブログ

新たな武道の境地を目指します

新婚旅行は最短コースで鳴子温泉一泊ツアー

駅のホームは貸し切り状態

親戚・友人の信頼性

お招きしたお客さんは、豊・香織姉弟の地味な活動で所定の時間に古川駅に送った。

まさるの昔の同僚は、香織さんが誰なのか気にして居たが、世田谷のナルちゃんが
「彼女は、私の従妹で今年卒業した柏木香織さんです、気になる人は私の事務所を通してください、お取次ぎしますよ(^^♪」と、笑わせる。

物を運んだり完全にスタッフになって手伝っていた。

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保養所が祖父の手腕で完全に生まれ変わって「めおと道場」になった(^^♪

M&SSの野村さんは
「名護くんは川渡に転職したのかい?」と、揶揄う。
「こっちの方が、住みやすいようですね~」と、かわす。

中村成美さんは
「副学長!私たちの希望が先を越されたみたいですね~」と、前園副学長に話しかける
「そうだね~温泉付きの道場に住み込めるなんて、東京じゃ考えられないものね~」と、外人風の姉弟の動きに注目。

 

スーザンがすかさず
「社会人になって、初めてのロングサマーホリディ―を頂きましたので~
でもね一週間もすれば、ラッシュアワ-の波にのまれるんですよ😭」と、余りうれしそうでもない

 トップボスも関心を示す

M&SSの再整備

 帰りは次長夫妻も同じ新幹線なので、話題が気になる

「マイケルもずっとお姉ちゃんの監視役かな」と、次長も酔っ払い集団に加わる。

 

「いえ、私は柏木師範に付きまとい、毎日汗を流すことをお願いして居ます」
「新婚さんに、嫌われないようにほどほどにして、秋の東北を堪能するのも良いかもしれないよ」と、やんわりご注意!

「はいっ分かりました、合気道の初歩を彩音先生に習うことも約束しました」
「おいっマイケル、俺たちを差し置いて本庁のマドンナを誘惑するんじゃないぞ!」と

ほろ酔いのM&SSのメンバーが、マイケルに絡む。

 酔っ払い集団から解放

おばさん集団の質問攻め

その時東京行きのはやぶさ110号が入って来て、豊さん香織さんスーザン・マイケルの兄弟姉妹が4人が、頭を下げて最敬礼してお別れをしている。

 

周りの乗降客は、珍しいものを見るような目で立ち止まって眺めている。

「あんたたちどっから来たの?」と、旅行帰りの様なご婦人4人が声を掛けてきた。

 

豊さんが、スーザンの顔を見て頷く。

「私たちは、川渡の(めおと道場)の生徒で、今東京のお客さんをお送りしたところです」と、流ちょうな標準語で応える。


 改札を出て、 4人と4人のグループが、歩きながら質疑応答

「だって、みんな酔っ払いの集団みたいだったよ、偉い人なのあの人達?」と、納得して居ない。

「そうですね、実は先ほどまで結婚式にご参列頂き、東京にお帰りになったのです、皆さんは私たちの上司だったり新郎新婦のご両親だったり、姉妹だったり、お招きしたお客さんですから」と、淀みなく説明する。

 

「失礼ですけど、あなたたちはご姉弟ですか?」と、マイケルにも興味があるようだ。

二人ともどう見ても白人系で、マイケルも茶髪でスーザンは金髪に近い自然の髪だ。

 

「私たちは姉と弟ですが、こちらのお二人は古川の柏木さんご兄妹です、地元の人ですが、道場のご主人が柔道と合気道の先生で、ご指導を頂いて居ます」と、マイケル。

「ふ~ん、なんか日本人よりきれいな日本語を話すので、どうしてかな?って気になったのよ」

 

ここで豊さんが、おもむろに
「実は、このお二人も東京のお役所に勤めるお役人さんで、沖縄出身ですが日本語は上手だし、柔道は強いし憧れの人たちです」と、ご披露。

 

4人の姉弟と兄妹とも、一大イベントの披露宴が無事終了ホッとした気分で、駅の階段下まで話しながら降りた。もう一回川渡から自分たちの親族や家族の輸送があるので、おばさんたちに

「失礼しました、川渡に行ったらお寄りください、柔道も弓道にも興味が無くとも道場がどんなものか覗いて見てください、今日はお話しできて有難うございます」と、スーザンが丁寧にお礼を言って、別れた。

 

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最上階のスイートルームから西も東も一望に見渡せる(^^♪


 

そのころ、まさると彩音さんは正一さんのクラウンを借りて、鳴子のホテルにチェックイン、やっと二人の時間が来た。

 

道場の事も、大学の武道場からも解放され、ほっとして少し明るいが温泉に入る。