まさる先生のブログ

新たな武道の境地を目指します

マイケルも研修終了

 キンの玉子新たな門出

入庁から一年の公務員研修が終わり、再度大学の門を潜り学業とは異質な研修に入る。
本庁に戻らず職員扱いで、寧ろ厳しい日常の新入社員扱いの日々が続く。

 

業務を習得することは、対人関係や社会生活の機微が重要な要素になることが多い。道場に出れば指導的役割を課せられ、まさるの複合武道や剣道の教習・逮捕術科の教練に参加する。デスクワークは、報告書程度で比較的少ない。

 

まさるも武闘の指導で半年経過、塾生より気を使ったがマイケルが職員で残り、勤務外の情報がスムーズに入るので楽になり、関連する上司の指示も的確に伝わる。

 

大学の塾生は、川渡の弟子の様に入門した訳でもないので、教養知識は格段に違い、国内の一流大学を卒業、希望の役所に採用された彼らは、金のたまご的な貴重な存在だ。

 文武両道のたまごたち

本来なら、壊れないように細心の注意で育てるのだろうが、川渡に道場は出来たが弟子の育成にもしっかりした方針も見えない段階で、出戻りのまさるだ。

 

川渡のわが道場は、パートナーがしっかり者で殆ど任せられる、少し気が楽だがこの道も長く続けるには脇を固めなくては続かない。

 

祖父のバックアップで、卒なく経過しているその存在は見逃せないポイントだ、その友人高田さんが、留守中は師範代を引き受けてくれたので、こころ強い。

 この夏、名護姉弟が川渡に興味を持って訪ねて呉れたお陰で、名護マイケルの意思を確認できて信頼が置ける人柄で、佐々木次長の目論見通り将来を託せそうだ 。

 

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柔道も基本を忠実に再現しないと危険な競技なので初歩から丁寧に学ぶ必要がある(^^♪

その為には、組織の幹部が全幅の信頼で後継に指名して呉れるかに掛かってくる。人柄だけでなく、技術的な成長を加速させることもテーマになる。

 

地方で得た武道の実績を伏せて、中央の役所にパスしさりげなく修業中だが、本音は寂寥感にも悩まされていた様だ。

 

 まさるが声を掛け、相互に人間的な信頼が出来て安堵したようだ。それは姉のスーザンも同じだが、スーザンは、入庁時から彩音と言う掛け替えのない友人が出来て、語り合えることがマイケルより幸運だったようだ。

 3種組み合わせ技の創出

マイケルは、大学時代に空手4段で指導者の講習会も受けていたが、4年の時の九州大会の反則騒動から自ら距離を置いて、空手から遠ざかって来た経過がある。

 

柔道は学生時代3段を取得、4月から講道館の特修科に入学18時から19時30分まで汗を流している。B級の指導員を目指し、4段をクリアしても2年後になる。

 

それも大事なテーマだが、まさると取りくんでいる3種異形の新種の技の創出が現実のものに成りそうだ。柔道・空手・合氣道を修練した人間が、いい所を組み合わせ、かって無かった技が完成しそうだ。

 

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合気道は女性の護身術だけではなく武術として相手に負荷を掛けない究極の技です(^^♪

川渡に帰れば、彩音さんが合氣道で応戦し空手の飛びと柔道の投げ技に合氣道の柔軟なかわし技が、「飛んで・交して・投げる」流れる様に稽古できるようになった。