まさる先生のブログ

新たな武道の境地を目指します

武道場のきずなー30(遠隔操作ー4)

人知れず密かに動く 台北に飛んだ佐藤領事官は、高雄に移動し領事館代わりの交流協会へ顔を出す。地元に顔の利く庶務の木村君を連れ出し「民間で、融通の利く海上運送のスぺシャリトを紹介して下さい」と頼んだ。「官民両方から信頼されているボート屋さんを…

武道場のきずなー29(遠隔操作ー3)

(シンディーの移住作戦ー10) 丹東出発 浩治さんは、早速LINEで台北の佐藤さんに「列車に乗った」とトークする。球春も、劉華に同じようにトーク「ノートに無い数字です」と書いて「2hr+4hr+8hr.です」と送信する。昨日までのトークで、丹東・瀋陽・…

武道場のきずなー28(遠隔操作ー2)

(シンディーの移住計画) 鴨緑江を渡る 麗・浩治親娘は公用車で、鴨緑江横断橋を渡り河口警備所前で車を降り、待機して居たシン少佐の指揮する中型輸送車寄ってくる。K運転手は隣国の将校が敬礼して、浩治さん父娘に挨拶し将校が自ら車のドアを開けて、輸送…

武道場のきずなー27(遠隔操作ー1)

(シンディーの移住作戦ー8の続き) 新たな展開 劉華とシンディーは、今後の作戦を練りながら(LINEで暗号文が来たら直ぐ二人で共有、解読する)(二人も危機に瀕して居るから、現金は二つに分けて分散保管する)(マカオにも深圳にも被害が及ばないように…

武道場のきずなー26(シンディーの移住作戦ー7)

シンディーの出番 シンディーがマカオの有志や母親と日本に行き、今後の重大事を決めて帰った。仕事はキャシー・ニールに任せていたが、全て卒なく処理し肩の荷を降ろしホッとしていた。キャシーから、連絡の入っていた妹分の呉・劉華が難題にはまっているの…

武道場のきずなー25(シンディーの移住作戦ー6)

零細国の上級志望 麗・浩治さんの勤務は、研究所兼工場も連なりオフイスも用意されている。仕事をして居る同僚?は、民族的にバラバラで公用語は英語だが、国内の人間は監視警備員で周りとも話は厳禁で逆らえば夜の間に抹消の運命だ。浩治さんの仕事は、外国…

武道場のきずなー24(シンディーの移住作戦ー5)

拉致された三枝さん ワゴン車で食事をし、七色マフネシャーン丘陵から離れ2時間近く知らない街をグルグル走り、打ち合わせをした。 「先ほど佐藤さんからパスポートとビザを頂き、娘の写真も間に合ったようで、有難うございます。今すぐにでも行動したいの…