いつものLINEでトーク
ホットLINE報告
早速夕食後を狙って、川渡にLINEで発信!
「何でぇ~交番勤務にでもなったのかい?」とまさるが揶揄う。
「そうですね、交番も絡んできますが僕は純粋に一市民としてタックルしただけです」
「凄いねぇ~アスファルトの道路で擦り傷なんか許せないよっ」と上司風を吹かす。
「大丈夫でした、不審者に覆ういかぶさるように体を預けましたからズボンが少し汚れましたが、誰にも気付かれませんでした」と相手の体を下敷きにしたようだ。
「中々隅に置けないように成ったなぁ、それで続きが有るんだろう?」と誘う。
「もちろん此れからが大事な報告でして、助けた女性からお茶を誘われました」で切る
「女性の知り合いが出来たと言う話かぁ?」とまさるの予測して居ない展開だ。
「まさにその通りで御座います」
彩音さんがLINEトークに参入
「それではこの先は、彩音さんと一緒のトークにしようか?」と言うと
「はい是非彩音お姉さんにも、聞かせたいですね」とやけに嬉しそうだ。
LINEに川渡の2台のスマホとマイケルのスマホで「グループ名:かわたびクラブ」を設定しているので、3人で簡単にトークが出来る。
スーザンも入っているが、コールして居ないので気付いて居ないようだが、すぐバレルだろう、スーザンに話しをしないので、後で叱られそうだが~
「それでお茶に行ってからどうなったのよ~」と挨拶抜きで彩音姉さんが突っ込む。
「おネイサンこんばんは、小石川の近くの春日町の交番の向かい側ドームが見えるカフェでケーキとコーヒーをご馳走に成りました」
「な~んで春日町なのよ~あっそうか講道館だもんねぇ~2階のモールに行ったんだ」と彩音さんが話を進める。
脇でまさるが、講道館も通ったがあんなとこでお茶したことないなぁ~と独り言。
「安藤と言う不動産屋さんのお知り合いの店で、ケーキなども奢って頂きました」
「中々いい体験だったねぇ~ 」とトークが途切れる
彩音さんが何かを思い出して、まさると会話している様だ。
マイケルはじれったく成って
「どうかしましたか?」とReトーク。
赤門のマドンナとカミソリ彩ちゃんがお友達
「いやぁ~思い出したんだが、1年先輩に安藤みゆきと言う女性が居たのよ、モデルさんの様にスタイルが良くて、美人で赤門のマドンナと言われた女性よ!」
「はいそうです、ご名答です」
「でも変ねぇ~6~7年前の噂だと横浜か川崎の男性と結婚して、苗字も変わって居たと思うけど」
「はい、それも当たりです、横浜の小林さんと結婚して今も熱々のご様子でした」
「なんでマイケルが、その人を助けることになったの⤴」とトーンが上がる。
マイケルが、安藤社長から聞いたエピソードや、出戻りの様な形で社長職を継いだことを縷々説明する。
「そうか「赤門のマドンナ」が地元に帰り咲きだね」と彩音さんも納得し嬉しそうだ。
大学に近い小石川で不動産の会社のお嬢さんで、結構アネゴ肌でサークルで知り合い校外でも付き合いが有った様だ。
「今度会ったら、山崎彩音ってご存知ですか?って聞いてごらん、驚くわよ」
「実は【近いうちに旦那と一緒にお礼を兼ねて】とお食事を誘われ、誰か知り合いを連れてきて言われて居るんです、一瞬姉を誘おうと思ったのですが、まるで関係ないので講道館で世話になって居る吉野聡師範を誘う積りです」
「そうかぁスーザンが聞いたら残念がるわよ、でも~それも良い話ね春日町繋がりで」と賛成して呉れた。
「姉には、内緒にして置きます、でもお姉さんも詳しいですね、あの辺に」
「それぁそうよ、冨坂署は昔の職場ですから、講道館も東京ドームも縄張りでしたからね、東京ドーム警備派出所にも勤務したわね」と「カミソリ彩ちゃん」の昔が出た。
「恐れ入りました、なんか形勢逆転の観が出て来たな、そういえば沖縄から父の電話で【川渡は何時頃が良いかなぁ】とプランを考え中ですよ」と伝える。
元将軍も川渡に心酔
「そうだったね、ここは秋の紅葉の時期が良いと言われているし、来春は私もパンパンで動きが悪いだろうから今年の秋が良いかな」と書いてまさるの顔を見る。
そうだな、お客が来れば急がしくなるだろうから、年内ならコンディションも良いだろからと、まさるも年内を押す。
「分かりました、当然僕たち姉弟もお相伴して良いのでしょうね」と催促する。
「そうですね、断ってもお家族4人は切り離せないでしょうから、大丈夫ですよ、妹さん(チェリー)は日本に来ることが在りますか?」
「有難うございます、チェリーは沖縄生まれですがアメリカンスクールに通って、アメリカが好きな様です、卒業するまで帰らないでしょうね」とマイケルも諦めモードだ。
末っ子?のスーザンとマイケルとは違うようだ。